小資本独立!

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掲載誌 アントレ(RECRUIT)
「起業・独立・新規事業」のチャンスをつかむビジネス情報誌です。
掲載年月 1999年10月号
記事解説 「日米18人の企業実例徹底解剖」という1例として紹介されました。あまりにも自分の席はちらかっていたため、サーバを操作する席に座り、写真撮影してもらいました。

▼掲載記事の内容


カネもコネもない若いうちこそ持てる力を発揮できる

  
井上きよみ (いのうえ・きよみ)
井上きよみ氏(34歳)

「会社を雇い、育てていくことに最初は戸惑いがあり、失敗もありました。が、今年から給料も年棒制に。それぞれが実力を発揮して、みんなでいい仕事をしていきたいからです」
と井上氏

開業資金
5000円(91年1月)

初年度売上高
700万円(91年12月)

現在売上高
6000万円(98年12月)
所在地/東京都渋谷区
設立/1992年2月
資本金/1350万円
従業員数/5名

コンサルティング会社勤務時代は、ソフトのマニュアルづくりなどを担当していました。でも、仕事は男性のアシスト的なものにとどまり、給料アップも望めない。いつまでやっててもしょうがないと思って退職。それで最初はフリーのテクニカルライターに。会社設立を考えていたので、その資金を確保するため1年ちょっとは自宅のワンルームマンションが事務所でした。

有限会社が設立できたのが92年2月。その後も自宅で我慢して、半年後には仕事と生活がセパレートできる少し広いマンションに引っ越しました。96年の2月からは友人のオフィスに同居させてもらって蓄え、7月に晴れて自分のオフィスを持つことができたんです。スタッフも1人雇いましたが、業務の拡大は慎重に進めました。

今年2月には増資して株式会社に。今はスタッフも5人、仕事もコンピュータやネットワーク関連の教育事業やテキストの企画、ホームページの製作やネットワークの構築などに広がって、通信キャリアなどの大手の受注も増えました。営業はとくに時間をかけてやってはいませんが、小さな会社ですので、いい仕事をすることが次の仕事につながると信じています。

26歳で独立したんですが、若いうちに始めたのがよかったんでしょうね。若いからカネもコネもない。もともとないものばかりだから捨て身になれたし、ないなりにできる範囲で最大限の力を発揮できたんだと思います。

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