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大人も学ぼう「通信白書for Kids」
メールニュース「INTERNET Watch」6月28日号日より
  1999年6月28日 井上 きよみ

子供向けの通信白書サイトができたとのことで、さっそくアクセスしてみた。職業柄、ネットワークをわかりやすく教えることが要求される都合上、こういう子供向けのところには、うってつけの内容があったりするからだ。

正直言って、絵が多い分、重い。家庭からこのページを見るにはちょっと大変だ。ダイヤルアップでは通信料が気になるところ。

さて、肝心の内容は、重いことを除けば、まあまあ。子供よりもまずは大人が見て勉強した方がよさそう。そういう意味では、むしろ大人用通信の勉強入門サイトだ。 解説図には、資料としても良さそうなものがあるけど、これらはもともと作られたものをそのまま利用しているものも多く、完全に大人用。これから子供用に作るのかな?

まだ工事中のところもあり、できたてほやほや感が全体に漂う。

全問正解認定証

通信クイズは初級・中級・上級とあるが、初級にも中には結構悩んでしまいそうな問題がある。私もとりあえず初級にチャレンジ。何とか満点で全問正解認定証をもらった。ほっ。

野田聖子大臣の映像メッセージは、「大臣」よりも「学校の先生」という雰囲気。話している内容は大人向けなんだけど、このソフトで親しみやすい印象が◎。郵政省のイメージアップには適任かも。 個人的には、郵政大臣が野田さんのうちに、このサイトをどんどん作り上げて、どんどん宣伝してほしいな、と思う。 ついでだし、せっかくだから、1ヶ月に1つくらいは子供から来た質問に「野田大臣自ら答える」なんてコーナーを作って、これも映像メッセージ付きで流したら、お父さん・お母さんからも支持がもっと得られそう、と思うが、いかがだろうか。

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ドリームキャストの憂鬱
日経産業新聞1999年6月2日「ネット末端に活路 セガ 最後の賭け」より
  1999年6月14日 大楽桂子

ドリームキャストが、とうとう2万円を切りました。発売当時が3万円近い価格だったので、約1万円の値下げになります。値下げの背景には、いったい何があるのでしょうか。

記事によりますと、発売から7ヶ月が過ぎましたし、値下げの時期としては妥当な判断。しかしセガの業績を考えると、この値下げは、業績を犠牲にしたものであるそうです。

セガが業績を犠牲にしてまで売り出そうとするゲーム機。そして、業績を悪化させたのもゲーム機。 ドリームキャストは、高い画像処理能力を持ち、またネットワークの機能も備えた、他には見られないゲーム機です。なのに、思うように売れない。何故?

ゲーム好きな1ユーザーの意見としては、「魅力的なソフトがない」この一言に尽きます。ユーザーが欲しいと思うようなゲームがなければ、そのゲーム機を買うこともありません。たとえ、ゲーム機本体の性能が高くても、です。ゲーム機は、パソコンと違い、性能の高さが最重要ではありません。どれだけ、クォリティーの高いゲームソフトがあるのかが、重要なのだと思います。ドリームキャストの敗因は、そこにあったのではないでしょうか。

ユーザーの心を掴む。これは、ゲームに限ることではありません。ただ、ゲームの世界はこの点シビアで、つまらない(=心を掴めない)ゲームは、あっという間に消えてしまいます。ユーザーの反応がとてもわかりやすいのです。 このシビアな世界で生き残るために、セガはどのような切り札を出すのでしょうか。そして、その切り札はユーザーの心を掴むことができるのでしょうか。今後の動きが楽しみです。

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"しゃ"用のメールと"し"用のメール
読売新聞夕刊1999年6月2日「会社内の"公私混同メール"のチェックは当然? 乱用、悪口で解雇も」
asahi.com企業リリース1999年6月7日「AOL プライベートアドレスに関してアンケートを実施」より
 1999年6月11日 石田和子

「電子メールに私用が多い」ことで大手商社の短大卒のOLが解雇になり、「リストラの一環」だったかどうか、労使による苦情処理委員会で解雇の適否をめぐってもめているそうです。 このOLは1997年11月、課長に電子メールをチェックされ、「私的メールが多い」との注意書や警告書を手渡されたことを発端に、配転に遭い、病気休みを取ると配達証明で「退職勧告」が届き、「きわめて勤務態度不良」とのことで今年4月30日付で解雇通知を送られたということです。 基本的に上司が部下のメールを見ることは、プライバシーの侵害。しかし、業務用に与えられたアドレスを使う通信はすべて「公」のもので、業務監査の一環としてメールをチェックすることは不当ではないそうです。 電話やFAXなら、普通の常識さえあればこんな事態にはならなかったでしょうが、今やなくてはならない通信手段になった電子メールに使われてしまわぬよう、「一人一人の常識」を問いたくなる記事でした。

AOL会員向けのアンケートから気になる報告。 会社からのメールアドレスの支給率は28%、プライベートアドレスを必要と思うは81%。プライベートアドレスの利用目的の一つに「会社のログに載らない」との回答が載っていました。誰もが同じようなことを考え付くのだと思いますが、説明のできないような複雑な感想を抱いたアンケートでした。

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実行ファイル形式で送るネット用メッセージカードは普及する?
メールニュース「BizTech Mail」1999年6月10日「米国で人気のメッセージカードが登場」より
  1999年6月10日 井上 きよみ

メッセージメイツの日本語ページアニメーション版の無料メッセージカードのサイト「Message Mates(メッセージメイツ)」の日本語ページが6月1日にオープンした。ここから好きなキャラクターをダウンロードして、メッセージを書き込んだ後、メールに添付して送るというもの。

さっそく試してみた。ダウンロードしたファイルをまず実行。アニメーションの後、メッセージが表示される。そのメッセージをクリックすれば、新たにメッセージを入れられる。残念ながら、入力できるのは現在、英語のみ。そうして再びファイルを保存。後はメールとして送るだけだ。

こんな感じで使い方はいたって簡単。デスクトップを動くキャラクターはなかなかユーモラスだし、音も出る。無料というところが何と言ってもうれしい。ちょっと友達に出すには、いいかな、なんて思う。

ネット上のメッセージカードは、私の知る限り、主に2種類の方式がある。1つは、このように添付ファイルとして送るもの。もう一つは、メールにURLを表示し、そこにアクセスすればメッセージが見られるもの。 前者は、メールをダウンロードしていればオフラインでも楽しめるが、後者はオンラインでなければ見に行けないので、ダイヤルアップユーザには、ちょっと面倒かもしれない。 が、安全かどうかということになれば、後者に分がある。 これだけ、メールの添付ファイルとしてウィルスが広まっているご時勢である。よくわからない添付ファイルは開かないこと、とアドバイスされた経験をお持ちの方も多いだろう。このメッセージカードの場合、実行ファイル形式(EXEファイル)でなければならないので、普段そんなに行き来のない人から送られてくると、警戒することもあるだろう。私だって、そうだ。送り主のせっかくの好意を無にしてしまいかねない。

ちなみに、私は社内の人宛に「メール爆弾だぜ」というタイトルで送ってみた。タイトルがタイトルだということもあってか、「恐くて開けないよ」とのこと。

皆さんは、送られてきた添付ファイルを何のためらいもなく実行できますか?

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身近な電子マネー
朝日新聞1999年5月31日「ECライフ−進む電子商取引」より
 1999年6月3日 石田和子

電子マネーが実用化の一歩手前だそうです。
電子決済がどこまで普及するかは予測が難しいようですが、インターネット上では、99年4月末からサイバービジネス協議会の「インターネットキャッシュ」が始まりました。24時間オンラインショッピングができるほか、電子メールを使って利用者間で電子マネーの譲渡ができます。
身近なところでは、渋谷で98年7月から「VISAキャッシュ」がありますし、お手持ちの銀行などのキャッシュカードをそのまま使うことのできる「デビットカード」も一部の百貨店、コンビニなどで99年1月に始まっています。
新宿では99年4月から「スーパーキャッシュ」が始まり、ヌーズ・ヌーのご近所エリアで電子マネーを体験できます。社長は体験しているみたいです。

●簡単!スーパーキャッシュ

インターネット実験の1万人を含む10万人の参加者を見込んでいて、世界最大の規模で実験中です。NTTの開発した技術で、電子マネーの安全性や利便性を来年5月まで実験しています。参加銀行に口座を持っていれば(ない場合は、新規に作れば)使い方は次の通り、とても簡単です。

  1. 参加銀行にあるチャージ機や、約50台ある対応型公衆電話から暗証番号を入力して、銀行預金を電子マネーに変えてカードにチャージ。
    1円単位で、限度額は10万円です。
  2. 加盟店はJR新宿駅周辺に約千店。
    自動販売機もあります。カードを提示するだけで、暗証番号の入力もサインも不要です。カードを専用の端末に差し込めば、その場で支払が完了します。
  3. 残高確認は、無料で貸与される残額表示機や銀行のチャージ機で。
    インターネット実験への参加者は、自宅のパソコンからのチャージやバーチャルモールでの決済もできます。

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