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Windows OSがあり過ぎて
読売新聞 2000年9月23日 「ウィンドウズMe 静かなデビュー」より

 2000年9月23日 井上きよみ

●発売日に買う律儀な私

昨日(9/22)は新しいOS「Windows Me」の発売日だった。
今までのWindows発売の時は購入予約を入れていたので、発売日に宅配便が届いていたのだが、今回はすっかり予約を忘れていた。そして、昨日、パソコンショップに買いに行った。

16時からの発売で、私が着いたのは16時半過ぎ。とはいえ、記事のタイトルどおり「静かなデビュー」であった。
私が行ったのは、ビックパソコン東南口店。ソフト売り場のある3階には、Meのコーナーが作られ、販売員さんがあまり大きくない画面でデモを行っていたが、そのコーナーも狭く、ほとんど人はいなかった。
帰りがけ、1階の片方の入り口付近で発売を知らせる店員さんたちの賑やかな声が聞こえてきた。が、人が並んで買っているほどではなかった。

5年前のWindows95の発売時。深夜にもかかわらず、人の列が作られていた。私はそれをテレビ中継で見ていた。
Windows98の時は、95ほどではなかったが、多少の人の列はあったはずだ。 そして今年発売されたWindows2000では、それがほとんど消え、Meも同じ運命をたどった。

●Windows OSは増えたけど

今、多くのオフィスで使われているのは、Windows95、98、それにサーバOSとしてWindowsNTServer4.0だろう。

ここにはWindows2000のProfessional、Server、Advanced Serverがあるのだが、普段用としてはノートPCの1台にのみProfessionalが入っている程度。それ以外はテストマシンに対して入れたり、出したり、という程度だ。

本当は社内のメインサーバをNTからWindows2000に変えようと思ったのだが、思いの外、ドライバやアップグレードに際しての作業が多いことに気づき、未だに2000に移行できずにいる。
制作を頼まれるテキスト等もWindows98ベースで、といった依頼があるため、なかなか新しい環境に移行できない。

さて、買ったMeはどうなったかと言うと・・・3日間限定のプレゼントに申し込むため、そのCD-ROMケースに付いているプロダクトキーをマイクロソフトのWebに入力したまではいいのだが・・・。
ユーザ登録をするには、Meをインストールし、その途中で得られるプロダクトIDがわからなければならない。しかし、Meをすぐにインストールできる、余っているマシンはなく・・・買ってきただけで棚の飾りとなっている。

●時期バージョンでアップグレード?

周りを見ても、未だにWindows2000ユーザは少数だ。反対に95を使い続けている会社や個人も多い。
やはり、多くのマシンがWindowsをアップグレードするのは、次期バージョンが出てからなのだろうか。

■関連サイト

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発展するインドのソフト産業
読売新聞 2000年9月20日 「ソフトウェアで急成長」、「増えるインド人技術者」より

 2000年9月21日 伊東美和(学生アルバイト)

同じ日付の新聞の中にインドのITに関する記事が2件も載っていた。
大学で情報を専攻しているが、中国や台湾以外の国のソフト産業について全く知らなかった。
今回この記事を読んで、このままでは日本のIT産業はいつかアジア諸国に抜かされるような気がふとした。

世界の製造業センターとして高度経済成長を遂げ、その後の経済危機を乗り切ったアジアの国や地域の多くが、IT(Infomation Technology)を次の標的に絞り始めたのだそうだ。ある分野では日本をしのぐ水準に達した国や地域もあり、域内の競争も激化しているという。

今インドの南部では、アメリカを中心にソフト関連企業が進出し、ソフト産業の拠点が広がり始めているという。なぜここまで発展したのか?利点がいくつか挙げられている。

  1. 英語が通じること。
  2. アメリカとの時差が約半日で、夜にアメリカからソフトを発注すれば、翌朝には完成しているという点。
  3. ソフト開発に向いた理数系の人材が多く、アメリカの約5分の1の賃金で雇えること。

この点を生かした関連企業の進出によりインドのソフト輸出額は、前年度比51%増しの約40億米ドルとなり、8年連続で50%以上の増加という結果。全輸出額に占めるソフトの比率は、5年前の4倍、10.5%にまでなったという。ソフト産業は今やインド経済を支える重要なものとなっている。 ところが、やはり利点ばかりでもない。

  1. 指示された通りにソフトを作る技術はあるが、独創的な技術に乏しい点。
  2. 技術者1人当りの売上高が、インドがライバル視しているアイルランドやイスラエルを下回っている点。

これらは、インドのソフト産業が抱える課題だそうだ。

また、1つの記事において、インドから就労ビザで来日する技術者が最近5年間で急増していて、これらのほとんどが技術レベルが折り紙付のIT関係の技術者だという。今インドの技術者は、世界的にIT技術者が不足している中で熱い視線が注がれているのだそうだ。ところが、日本で働いているインドの技術者にとって、日本的な労働習慣に対して不満も聞かれるという。

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秋葉原に中国チックな店が出現
朝日新聞夕刊 2000年9月9日 「電気街「アジアバラ」」より

 2000年9月11日 伊東美和(学生アルバイト)

「秋葉原の裏通りに異変」という見出しにひかれて読んでみたこの記事。どのように異変が起きたのか気になった。なにやら中国風の店の写真が大きく載っている。

読んでみると、秋葉原の裏通りに中国風のコンピュータパーツショップが出現しているとのこと。店内も天井から下がっている部品の場所を示すボードも竜の模型に”キーボード”と書くところを”鍵盤”といった文字になっているという。


「店員さんも中国語が使える人なのか?」と思ったら違うようだ。
入り口に「中国語は通じません。」と注意書きがあるそうだ。台湾で出版されたガイドブックには「この店は台湾の雰囲気だが、中国語は通じないので要注意。」と書かれたという。
これには思わず笑ってしまった。

このような外装にした理由としては、「目新しいものは、どうしてもアジア製になるし、外装をそのようにすることで安売りのイメージもでる」からだそうだ。
パソコン関連の商品はほとんど日本以外のアジア製だということを考えずにはいられない。

最近、秋葉原に行く機会がなかったので、秋葉原の近況が気になっていたのかもしれない。少なくとも去年パソコンのなるべく安いパーツを探すのに秋葉原の裏通りをぐるぐる歩きまわったときにはそんなもの目に入らなかった。

また秋葉原は小さい時に父とよく行った記憶のある街だ。なかでもラジオデパートへ夏休みの自由研究に使う豆電球などを買いに行ったり、半田と半田ごてで作るキットを買ったりしたことを覚えている。時にはあっちこち眺めて終わることもあった。そして、帰る前に駅ビルの1階にあるジューススタンドでジュースを飲むという行動パターンだった。

そんな思い出からか自分にとってラジオデパートはお気に入りの場所である。眺めているだけでも面白い。今もあるかどうか分からないが、ここの3階あたりに古い時計が並んでいるところがある。味があって時代を感じる面白い空間だと思う。自分の中では、「タダで見れる昔の時計のちいさな博物館」である。

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