タイトル 前の月へ
次の月へ ホームへ
戻る

デジタル化に伴う利点と欠点
読売新聞 2000年1月21日 「マンガも画面でつくる時代」より

 2000年1月31日 伊東美和(学生アルバイト)

2,3年前にテレビで、マンガを描くのにパソコンを使い始めたという漫画家が、ニュースで取り上げられているのを見たことがある。「長い目で見たとき、インク、トーン、紙といったコストを考えて、パソコンで描くことにした。ただ慣 れるまで大変ですけど。」というようなことを言っていたのを思い出す。
その時は、「材料費がかからなくていいな。(パソコン費用のもとを取れるかどうか考えなかったが。)」ということしか思わなかった。

人気漫画家の多くは、ホームページを持つという。日本の漫画には、海外でも人気なものがある。そういうホームページには、海外からのアクセスも多い。 ホームページに作品を載せれば、読者に届くスピードはものすごく速いし、人に見てもらう機会が増える。そんな利点がある。

ところが、見る人すべてが、”いい人”とは限らない。海外からのアクセスもあるとなるとなおさらである。そこで、問題になってくるのが著作権。 作品を勝手に使われないようにするための対策がすすめられている。

最近思うことは、「名前の知られていない漫画家やキャラクターデザイナー、または、趣味でオリジナルキャラクターを持っている人が、ホームページにそれらを載せて、アイデアをとられてしまうことってあるのだろうか?また、 そうなった場合に権利もとられてしまうこともありえるのだろうか?オリジナルキャラクターをホームページに載せるのなら、そのときの対策として、特許を申請しておくべきなのか?」である。

「どんな仕事をするにも法律はついてまわるんだな。」と、最近思うことが多い。

トップへ

わかりやすい文章こそ歓迎されるはずなのに
読売新聞(日曜版) 2000年1月16日「官僚文章の癖 わざと難解、ケムに巻く」 より

 2000年1月18日 井上きよみ

●井上ひさしさんの観察になるほど

井上ひさしさんの「にほん語観察ノート」の今回のテーマは官僚文章の癖。東海村の臨界事故最終報告書の「提言」の一部を例にあげ、なぜお役人の文書がわかりにくいか、その肌合いの違いを以下のように指摘しています。

  • 漢語を多く使う
  • カタカナ英語を多く使う
  • 造語を多く発明する
  • 独特の言い回しを多く使う

そして、このような文章になる理由を、「わざと難しく表現することで、自分たちを堂々として、おごそかで、いかめしい存在に見せたがる」ためと言っています。

なるほど、そうだなあ、と感じました。

●でも、それは私たちの身の回りでも日常茶飯事

でも、それはお役所だけではないでしょう。

わかりやすい文章こそ必要とされるはずなのに、私たちの身の回りにも多いのではないでしょうか?
報告書や論文の類。威厳を保つために、難解に書こうとしたことはありませんか?
また、そういう文章の方が評価される、という風潮はありませんか?

●おかしい、と感じたからこそライターになれた?

私も学生の頃、そして社会人になっても、「威厳を保つ」文章を書く努力をしたことがあります。

でも、そんな威厳に「おかしい」と感じたのは、社会人になって間もなくのころでした。相手にすぐわかってもらうことこそ、最も大切なことではないか、と考え、それを実行してみようと思いました。ごく当然のことなんですけどね。

たまたま当時仕事で中小小売店向けの経営診断ソフトを開発していましたが、その質問文も診断結果もとにかく平易なことばを使おうと努力しました。その結果、「小売店主の方にも占い感覚で気軽に答えられ、とっても好評だよ」と発注元から褒めてもらいました。その後も、平易な言葉で書いた論文で(運が良かったかもしれませんが)最優秀賞をいただきました。

そんなことがあり、私は「わかりやすく」書くことをできる限り続けてきました。それがライターとして仕事を得ることにつながったと確信しています。

●わかりやすく書く、みんなで実行しませんか

わかりやすく書く、それは、上記の井上ひさしさんの指摘の反対をやればいいのです。 そして、こんなこともやってみましょう。

  • 文章は短めに
  • 主語と述語を明確に

これで確実にわかりやすい文章が書けるはずです。小説家になるのは大変ですが、わかりやすい文章は、心構えとちょっとした注意があれば、だれでも書けるはずです。書けないのは、少しだけ訓練が足りないだけです。

それにしても今回の記事では、私自身の文章の再確認という意味でも意義がありました。

トップへ

Microsoft Office2000の悲劇。97が手放せない
2000年1月12日メールニュース ZDNet Wire「リリースから半年が経過した『Office 2000』の評判は?」より

 2000年1月14日 井上きよみ

●ソフトのバージョンアップ

半年ほど前の石田のリレーコラムにもあったが、ソフトのバージョンアップは本当に必要なのか、ということである。どんどん新しいものができて、それを真面目に(?)バージョンアップしようとすれば大変だ。

まずはお金がかかる。
そして、バージョンアップされるごとに機能やインターフェースが変われば、それらを修得しなければならない。
第三にソフトの管理がバカにならない。最近のインストールソフトはなかなか優れもので、インストールの途中で旧バージョンがハードディスクになければ、元のCD-ROMを入れろ、と命令される。当社のように業務上、PCを組み替えたり、コロコロとOSの再インストールからやり直したりが多いと、この第三の事柄に結構苦しめられる。

●Office2000にして困ったこと

それでも新しいモノ好きの私の性格、新しいものを評価していくことが仕事の1つであること、零細企業なのでソフトの本数も少ないこと、という3つの好条件(ホントに?)が相まって、ここではバージョンアップはかなり早く行っている。

が、取引先企業はそうはいかない。大手ほどそうである。

当社の仕事の大きなものに、セミナー教材(主にテキスト)の開発がある。最近はコスト削減の意味からも本格的なDTPで作成することは減り、規定のワープロソフトできちんとレイアウトしたものを納品し、それを簡易印刷・製本してテキストにする、というところが多い。

そして、なぜか取引先は、Office97ばかりなのだ。

Office97のファイルでもらったテンプレートをOffice2000で開き、それに沿って作成したファイルを97形式で保管し、納品した。
が、なぜかレイアウトがずれる。取引先からの連絡で気づいた。97形式で保管さえすればよい、という単純なものではないようだ。結局、取引先の方が手作業でこのずれを直す羽目となった。

昨年末、また別の取引先からの依頼により、同じくOffice97形式でのファイル納品をお願いされた。
前回の苦い経験をその担当者に話したところ、やはり、同じ経験があり困ったそうで、「最初から最後までOffice97で作業」しなければならない、という結論が出た。

もはや当社はすでに全マシンともOffice2000になっている。この仕事のためにマシンを1台空け、この仕事専用にOffice97を入れることにした。

マイクロソフトは97との互換性の確保 を強調しているけど・・・。

それにしてもトホホである。

●やっぱり、みんなそうなのね

仕事上、とりあえず新しいバージョンには触れておかなければならないのだが、正直なところ、Office2000に関しては、その新機能というか特長を使っているとは言い難いのが現状である。もっと言えば、全然新機能を使っていない。「使うことなんてないもんねぇー」っていうのが本音だ。

でもそれは、多くのユーザにとってみても、そうだったらしい。「ZDNet」の「PC WEEK ONLINE」によれば、多くのユーザにとって、仕事のニーズはこれまでのバージョン(97のこと)で十分に満たせるという考えで一致していることのこと。

機能ばかり追加されても、自分も含めフツーの人たちって追いついていけないよねぇーってところが本当のところであろう。

(双子コラム「Microsoft Office2000 私の腹立つワースト3大機能」もご覧ください)

■関連サイト

トップへ

新人研修は、人材派遣へおまかせ
日経産業新聞 2000年1月4日「パソコン教育 包括受託」 より

 2000年1月4日 石田和子

人材派遣大手のアデコキャリアスタッフは今月中に、企業内パソコン教育のアウトソーシングを包括的に受託開始するという。
社員教育をするのは、東京・銀座の「キャリアアップスクール」。これまでも主にワープロや表計算などの使い方を教えてきている。新サービスとして、顧客企業の独自開発ソフトや、企業ごとにカスタマイズされたパソコンソフトの使い方を教える。
企業のメリットは、自前で講師や設備を用意するよりも、社員教育のコストを約3割軽減できること。アデコキャリアスタッフによると、外部の講師を招いたり機材をレンタルして3日間講座を開くと約120万円必要だが、同社ではこれを80万円程度で請け負うそうである。
主に新人社員教育を見込んで、2000年に前年比2倍の50社からの受注を目指しているという。
システム投資をしても、社員が有効活用できなくては宝の持ち腐れ。早く・安く新入社員を使えるものにしたいのは、どこの企業でもきっと同じはずである。企業にとってはお手軽なこの新サービス、なかなかいいと思う。

■関連サイト


前の月へ
次の月へ
トップへ
戻る

ホームへ

リレーコラムトピック考察雑誌原稿・記事こぼれ話書評オフィス便り講師・セミナー予定表
原稿掲載インタビューリンク会社概要採用地図・お問い合わせOld Contents