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備えあれば憂いなし、いかにして非常事態に備えるか
週刊アスキー 2001/6/12号、p.40〜43 「ハードディスクが壊れても簡単復旧「システムをバックアップする」」より

 2001年5月29日 石田和子

今月になってから同じ現象で2台、調子の悪いパソコンに出くわした。
アプリケーションで使えるフォントが少なくなったり、最大化・最小化ボタンなどが数字や変な記号になってしまうというもの。
「表示は変なんだけど、使えるには使える。でもこのまま使うのは気持ち悪いし、今にも壊れそうで怖くて何にもできない」とは尤もなことである。

つい先月まではそんな現象見たことも聞いたこともない私だったのだが、このトラブルはフォントキャッシュファイル(ttfCache)の破損で発生するということを知った。
破損した「ttfCache」を削除して、再起動すれば解決する。
これで解決しない場合は次の原因を探る必要があるのだが、今回はたまたま、あっさり修復した。ひとごとながら「壊れて買い替え」なんてことにならなくて良かった。

しかし毎日仕事でパソコンを使っていれば、ウィンドウズの調子が悪くて再起動を繰り返すハメになる日もあれば、予告もなくいきなり起動しなくなることもある。本当にそうなったときは、画面と共に目の前が真っ暗になった。
他のマシンにハードディスクをつなげることで、データは無事に手に入ったのだが、いつもうまくいくとは限らない。
私の使っていたマシンではないが、ハードディスクがカラカラと音を立てて壊れてしまったこともあった。中身はパーである。

さて前置きが長くなってしまったが、バックアップの話である。

前述の調子の悪いパソコンのうちの1台の持ち主である友人に、バックアップを取っているかどうかを尋ねたが、答えは当然ノー。
逆に、バックアップはちゃんと取っているのかと訊かれて、
「会社のサーバはねぇ・・・でも自分ちのパソコンはねぇ・・・・会社でも自分のマシンはねぇ・・・・でも、大事なデータは全部会社のサーバにあるからねぇ」など口ごもる私。
要は私のマシンに関していえば、会社でも家でも全然バックアップしていないということで、クラッシュしてしまったら、再び仕事に取り掛かれる環境を作るのには、かなりの努力が必要になるということである。

記事で紹介されているのは「Drive Image4.0」(ネットジャパン 実売価格11,800円)。
このソフトを使って自分のマシン環境をCD-RやCD-RWにバックアップすれば、インストールしたソフトや自分用にカスタマイズした環境がそのまま復旧できるリカバリーCDを作ることができる。
これがあれば、ハードディスクが壊れたとき、アプリケーションを再インストールをしなくても自分のマシン環境を簡単に再現できる。

クラッシュしたときの状況として、

  1. データも何もバックアップがなくて、再インストールして全て一からやり直しの場合

  2. 大切なデータのみバックアップがあり、苦労してでも別パソコンに環境だけ再現すればOKな場合

  3. データもシステムもバックアップがあり、いつでも別パソコンに環境を再現できる場合

前述の私のいきなり起動しなくなったマシンのときは、(2)のプロセスを踏んだ。大切なデータの類はもともとサーバに置くことにしているため、苦労は少なかったが、一歩間違えれば(1)の苦労を味わったに違いない。

1万円強を保険料として先に手を打っておくか、保険料はかけずに大切なデータだけこまめにバックアップとっておくか、一切何もせずいざというときに泣くか。

Windows Meであれば「システムの復元」という機能もある。これはシステムの安定のためにかなりの効果があるらしい。ただしあくまでシステムだけなのでデータは保存されない。
Windows98SE以前では、ドライブ全体をバックアップできるツールも付いている。使ったことがないのだが、ぜひこれは使ってみたいと考えている。

他にも記事で紹介されていたバックアップソフトに関しては、下記、関連サイトに乗せておく。

バックアップのソフトの有無に限らず、最低でも大切なデータはこまめにバックアップを取っておくべきである。

私には、この「こまめに」がなかなか高いハードルだ。

■関連サイト

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利用者を不安にさせるニュース
読売新聞 2001年5月22日 「回収のソニー携帯 以前から不具合」より

 2001年5月26日 伊東美和(学生アルバイト)

最近、NTTDocomo関連のニュースをよく耳にする。
今回は、iアプリ対応の携帯電話「SO503i」の不具合に関する記事が載っていた。

不具合は、以下の通り。

  • 折り畳み式のこの携帯電話。折り畳んだときに、クッションになるゴムが取れやすく、ボタンの部分が、画面と接触して傷ついてしまう。
  • 着信音量がとても小さい。
  • 通話時の音質が悪い。

これらの苦情が相次いだものの、「不具合の原因は使い方にある。」、「他の機種とたいして変わらない。」というようなコメントをしていた。しかし、そんな中、改良機を制作し、7万台用意。無料で交換や修理に対応していたという。

ところが、その改良機にも不具合が。
留守番電話サービスの一部に不具合が起きる。」と、利用者から指摘されたのだ。これによって、また交換、修理に追われるとこになった。

そして、さらに追い打ちをかけるように、この機種のデータ漏えいの可能性や手口が公開されてしまったという。しかも、この事態にDocomoは、気付くのに遅れたのである。

このために、販売した42万台をすべて回収したのだそうだ。
このような販売中止(一時的なものを含め)今年に入って、3機種目だという。

また、「iアプリにおいて、アプリケーションのデータ保存領域を増やすバージョンアップを行った時に、ソフトのバグが起きる。」というトラブルも起きているとか。

「プログラム言語の1つであるJavaで作ったゲームが動く。」という魅力的な部分において、この携帯を早速買った人や機種変更をした人、これを機にJavaでゲームを作ってみようと思った人はいるはず。

新しい商品には、このような不具合はつきものなのだろうか

私は、特に大きな買い物をする時は、最新の物をすぐ買いたがらない慎重派。何かしらの不具合が出るのが嫌なのである。それが改善されて安定してから、とか、雑誌などで使い勝手の善し悪しを検討してからになってしまうのである。それが、吉となるときも凶となることもある。
ネット関連の商品においては、最新のものがいいと分かっていても、私には改ざんなどを防ぐ技術がない。不具合によって、第3者に情報が渡ることがありうるので、かなり慎重になってしまうのである。

このような不具合がなく、利用者が安心して利用できる商品を出していって欲しいと言うしかない。

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最近の人材派遣
日経産業新聞 2001年5月5日 「フォーラム・スタッフ「新卒派遣10倍超の500人」 」より

 2001年5月21日 石田和子

少し前のものになるのだが、フォーラム・スタッフという人材派遣会社で、2001年春には40人だった新卒派遣者数を来春500人まで増やすという記事である。

おりしもヌーズ・ヌーでは業務内容に「労働者派遣事業」を加えるための許可申請の手続き中である。

と言っても、種類の多い業務内容の一環として、”そういった形での得意先との取引が今後出てくるかもしれない”という話であり、現段階ではむしろ、”良い人材があれば、すぐにでも弊社に派遣されて来て欲しい”要望のほうが強いくらいであり、現スタッフが取引先に派遣されてしまうといろいろと業務が回らなくなってしまう。

ただ、労働派遣事業の申請は、月末までに書類を整え、滞りなく申請して許可されるのが翌々翌月と、非常に時間がかかるため今の時期に申請手続きを進めているという現状である。

ところが、ハローワークの窓口もなかなか込んでおり、事前に説明を受けるための予約も結構先の日程でしか取れなかったり、電話で問い合わせをしていても、担当者が来客中だったり、他の電話に出ていたりとなかなか忙しいようだ。

派遣元責任者は講習を受けなくてはならないのだが、この講習もなかなか盛況のようである。
何でこんなに、派遣事業が流行るのだろうか。

この記事によると、大手人材派遣会社が新卒派遣に力を入れるようになった背景には、昨年末に解禁された「紹介予定派遣」という制度があるようだ。

これは、派遣の携帯で企業に送り込まれた人材が、勤務先の企業との合意を持って正社員雇用に切り替えることができるというもの。

企業側から見れば、まず派遣で受け入れた新卒者から、本当に優秀で戦力化できる人材のみを採用することで期待はずれなどのリスクを回避できる。
新卒者から見れば、社風や業務を理解してから勤務先を選ぶことができるメリットがある。
なおかつ、派遣会社にしてみれば派遣の手数料という売上を手にすることができて、一挙三得の制度のようである。

労働者派遣事業の許可申請窓口が混んでいることと、この制度の解禁が直接結びつくほど派遣事業は簡単に儲かるような事業ではないだろうとは思うが、コンスタントに得意先に派遣する社員がいるような状況にしたいものだと痛切に思っている。

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いたちごっこの凄まじさ
読売新聞 2001年5月10日 「HP書き換えウイルス猛威」より

 2001年5月12日 伊東美和(学生アルバイト)

珍しく、コンピュータ関連の特集記事の中ではなく、事件関係の記事と混じって、コンピュータ関連記事が載っていた。

記事によると、HPを勝手に書き換えられてしまうコンピュータウイルスが国内で初めて発見され、東京都庁や全国の地方自治体などが開設するHPの改ざんされたという被害があり、少なくとも15件の相談が寄せられているという。

このウイルスは、「ソラリス」というOSが入っているパソコンに侵入すると、インターネットを通じて、同じOSが入っている他のパソコンを探し出し、自動的に侵入するものらしい。
また、パソコンに侵入した後、WindowsNTやWindows2000が入っているパソコンで作成したHPを攻撃し、内容を書き換えてしまうのだそうだ。

学校のOSが、確か…」と、少し気になった。

もっと、詳しいことが知りたくなり、インターネットとパソコン通信から、情報を探してみた。

パソコン通信において、Mainichi Daily Mail Internetというところから、恐らくこの新聞記事と関連のあるものと思われるものが見つかり、詳しい情報から得られた。

不正アクセスによるHP改ざん。その手口は、Windows2000が搭載しているwebサーバーソフトIIS(Internet Information Server)5.0のセキュリティホール(今月始めに発見された。)を狙ったものだと考えられていること。

このセキュリティホールは、IIS5.0動作時に発生するのだそうだ。
そして、読んでいて驚いたのが、IIS5.0に含まれるインターネット印刷機能のプログラムコードに、未チェックのバッファが含まれている状態で、攻撃を受けた場合、外部からウェブサーバー全体を自由に操ることができるようになってしまうという。
IIS5.0は、WindowsアドバンストサーバーとWindowsデータセンターサーバーにも搭載されているそうだ。

マイクロソフトでは、修正プログラムを配布している。
また、IIS 5.0を利用するサーバー管理者に、速やかに修正プログラムを導入するか、印刷機能のプログラムを削除するように呼びかけているという。

今回調べてみて、よく耳にする「改ざん」という実態を少し垣間見れたと思う。
ソフト会社の改ざん対策のページの項目数を見て、「ハッカーとそれを防ぐ人々のいたちごっこは、すさまじいものだ。」と思った。

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