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2000.10.31 磯野康孝
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前回に続いて、World PC Expo 2000(10月17日〜21日)からのレポートをお送りすることにしよう。 ●意外?マックブースの人出は・・ 今、マックの話題といえば Mac OS X だろう。製品版は2001年の前半に発売されるというが、その「Public Beta(要はベータ版)」の日本語版が10月21日に発売された。9月に発売されている英仏独語版に、遅れることを1ヶ月である。世界規模でベータ版を売る(基本的にオンラインのみ)というわけだから、相当気合いが入っているといえる。 取材日はこのベータ版発売日の前日。さぞかし OS X のデモに人が集まっているだろうと思ったのだが、これがまた閑散とした状況だった。アップルのブースはホール(ビジネスパーク)の中央で一番広い。広いだけに、人の少なさは逆に目立つ。何台も置かれていた G4 Cube のデモ機などは、一人1台状態で結構余っていた。さすがに、OS X のデモ機の前には人だかりができていたが・・。 あまりに人がいないので、マックユーザーでもないのにマックのポロシャツを着た係りに声をかけてしまった。 「その液晶ディスプレイ、何インチですか。」 「え・・と、インチ数ですか。」 「大きいですよね。」 「すみません。インチ数はちょっとわからないんです。」 「・・・。」 君は説明員ではないのか。アップルさん、こんな状況でいいの。 マックワールドでもないし、おまけにマックユーザーでもない筆者が、特に目くじらを立てる必要はないだろうが、ちょっと考えさせられた。 ●高いセキュリティへの関心 一転して混雑していたのが、セキュリティ関連のブースである。コンピュータウィルスや企業サイトへのクラッキングなど、この1年あまり物騒な話題が絶えなかった。ビジネスシーンにおけるセキュリティへの関心度の高さは、企業防衛上当然といえば当然だ。 特に、企業でのパソコン普及が進んだことから、個人認証に対する注目度が増している。職業上のさまざまな情報が蓄積されているネットワークやパソコンの中身を、誰でも覗けるようではまずいというわけだ。
個人認証はIDとパスワードによるものが基本的だが、最近、注目されているのが指紋照合に代表されるバイオメトリクスである。人間の身体的特徴を利用して個人を認証するというものだ。バイオメトリクスには指紋認証以外に、声紋、虹彩、筆跡などによるものがある。どれも専用装置が不可欠で、これが導入のネックになっていた。その中で、装置の低価格化が著しい指紋認証が、最も実用化が進んでいるようだ。 筆者が立ち寄った光学式指紋読み取り装置をメインにした日本セキュアジェネレーションのブースには、ビジネスマンが多数おしかけていた。指紋認証のデモ機に触ることもなかなかできない状況である。指紋読み取り装置も多彩で、装置を搭載したマウス(読み取り装置は世界最小)やディスプレイまであった。 印象的だったのは、大半の人が指紋認証のデモを体験した後、係りの人間に細かな質問をしていた点だ。それだけ、身近な問題だということだろう。それにしても、パソコンを立ち上げるのにもディスプレイを点けるのにも指紋認証とは、恐れ入った時代になったものだ。 ●もうひとつの目玉「Crusoe」 今回の World PC Expo 2000 の、もうひとつの目玉といえば「Crusoe(クルーソー)」だ。アメリカのトランスメタが開発したCPUで、従来からあるものに比べ消費電力を抑え格段に省電力効果が高い(NECの LaVie MX の場合、カタログ値で最大11時間駆動)。モバイル機器用に特化したようなCPUである。 Crusoe を搭載した製品はすでに市場にでており(Sony のVAIO PCG-C1VJ)、それほどのインパクトはないのではと思っていたが、これから発売予定の製品を持つ富士通やNEC(LaVie MX は10月中旬出荷済)のブースはかなりの人で賑わっていた。 筆者は、富士通の「FMV-BIBLO LOOX S シリーズ」を触ってみた(11月出荷予定)。デザインは富士通にしてはかなりスタイリッシュ。約980gという本体重量は、モバイルギリギリの線か。また、8.8型Wide XGA(1024×512ドット)のワイド液晶は好みの分かれるところかも知れない。筆者などは、もう少し縦が欲しいところだ。 注目すべきはPHSモジュールが標準で装着されている点だ。これは、DDIポケットの提供するH"INモジュールと呼ばれるもの。簡単な手続きで回線契約が可能で、買ったその日から64kbpsのデータ通信ができるようになる。最初、筆者はWeb接続を試しながら、ケーブルも見えないし無線LANかなと思っていた(無知)。それだけ速いし、接続がシームレスなのである。これは驚きだった。もちろん、パフォーマンス自体はPHS基地局の回線容量などに左右されるが。 気になる処理速度(533MHz)の方は、あの Internet Explorer を起動させた感じからすると、日常の使用にはまったく問題ないといっていいのではないだろうか。その昔、やはり廉価なサードパーティ製CPUを積んだノートが、まったく使いものにならなかったことを考えると、駆動時間・処理速度ともに及第点以上だろう。Crusoe 恐るべし。 ●雑感 個人的には、目玉といっても以前から話題に挙がっていたものばかりで、それほど目新しさは感じなかった。人出については、混んではいたが昔のような熱気を感じなかったということ。全体的に見て、幕張まで行ってこれだったら疲れがどっとでそうな感じ、ということになるか。
最後に、目についたところを簡単に。 NTTドコモでは、次世代携帯電話の W-CDMA のデモを行っていたが、参考出品ばかりで、端末を手に取ることもできなかった。大容量高速回線を強調してか、携帯でテレビを見るといったようなコンテンツを紹介していた。携帯でビデオやテレビを見る・・。すごいことかも知れないが、通信料はどれだけかかるのだろう。そのあたりが今一つ。 ソーテックのブースでは、PUFFY をキャラクターに「AFINA Style」という新しいスタイルの初心者向けデスクトップを展示していた。全体の形は写真を見てもらうとわかるように、一見子供のおもちゃ風。キーボード部分をたたみ込めるので、かなりコンパクトになる。そばにいた女性の二人組が「かわいー。」を連発していたが、CPUは Celeron 700MHz、30GBのHDD、メモリは標準64MBで最大256MBという本格派。結構いけるかも知れない。 <追記> ■関連サイト
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2000.10.22 磯野康孝
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10月17日から21日まで(ただし、17日は特別招待日)、東京・台場のビッグサイトで恒例の「World PC Expo 2000」が開催された。筆者も、パソコン・インターネット業界の端くれにいる身として、とりあえず台場まで足を運ぶことにした。これが幕張だったら、かなり躊躇したと思うが・・。 ●盛況だった(?)5日間−幕張を超えた来場者数の意味 事務局などによると、特別招待日を含む会期5日間の総来場者数は36万9518人で、昨年、幕張で行われたときの35万2558人を約1万7000人上回る「盛況ぶり」だったという。しかし、筆者が取材した最終日直前の20日金曜日の状況を見る限り、「盛況ぶり」というほどのことはなかった(午後から雨模様ではあったが)。 筆者の現場到着は11時30分。確かに人の流れは多いが、入場するために列ができているわけでもない。金曜日の昼ということで、ビジネスマンでごった返していると思っていたので、いささか当てが外れた感じだった。
この状況はプレスルームもしかり。着いたときは、なんと筆者一人だったのだ。今まで、いろいろと業界のイベントには顔を出してきたが、昼時に行って誰もいないプレスルームというのを初めて見た。係りに聞いてみると、「午後になれば増えてきますよ。」とのこと。4時前位に立ち寄ったときには、さすがに5、6人のそれらしき人達がいたことにはいた。でも、その程度である。 考えてみれば、臨海副都心といわれる台場での開催だ。幕張より行きやすいと思った人は多いはずである(筆者もその一人)。昨年の人出を上回るのは、当たり前といえば当たり前なのだ。にもかかわらず、1日にすれば3000人程度の増加である。昨今のIT流行りの中で、この数字の解釈は微妙なところではないだろうか。 30万人を超える人が来たのだから、大したものではある。しかし、平日にも関わらず混雑で身動きができないほどの「盛況ぶり」を経験している筆者としては、関係各位の本音を聞いてみたい気持ちだ。 ●目玉といわれる Bluetooth だが・・
このようなイベントには目玉と呼ばれるものが必ずあるが、今回のWorld PC Expo 2000 では「Bluetooth」がその一つに入るだろう。 Bluetooth は、いわゆる近距離の無線通信規格で、半径10m以内の機器を最大721kbpsで接続することが可能だ。従来の赤外線を使った通信規格「IrDA」と比べ、無線ということで、データをやりとりする機器の配置にこだわらないのが特徴といえる(IrDA は、受光部が対向していないと利用できない)。 例えば、Bluetooth モジュールを組み込んだイヤホンマイクを使って携帯電話をカバンに入れたまま話をしたり、Bluetooth 対応アダプタをプリンタとPCにつけることでケーブル接続なしに印刷を実行したりということができるようになる。早い話が、さまざまな機器の周りからケーブルが消えるということだ。そして、その先には、家電製品をPCでコントロールする世界が垣間見えてくる。 Bluetooth に関する技術は公開されており、世界で約2000社の企業が開発を進めているという。次世代規格として、IT関連企業の注目度が最も高い技術だ。筆者が最初に足を運んだ Bluetooth パビリオンでは、規格の提唱社の一つインテルがUSBを利用するワイヤレスアダプタのデモを行っていた。 だが、コンシューマーレベルから見ると、これといって話題となる商品がまだなく、現実感に乏しいのも事実。メーカーのブースに行っても、参考出品やプロトタイプによるデモばかりだ。提示されている商品コンセプトにも、それほど斬新さが感じられない。 一部消息筋では、Bluetooth の本格普及は来年の下半期以降という話がある。何をきっかけにブレークするのか、筆者には今一つ判然としないところがあるが、要は、これからのモノなのだ。今はまだ、先端ユーザーの飲み屋ネタの域なのかもしれない。 ●ヘッドマウントディスプレイの衝撃 ホールにはいくつもの企業ブースが並んでいるが、外側の部分(ホール外縁)に並んでいるブースには、面白いことや怪しいことをやっている企業が多い。小さなブースが、屋台村のように並んでいるところだ。人の流れが少なく、筆者は人混みに疲れるとぶらぶらすることが多い。 今回は、ここを歩いていて、なかなか衝撃的な製品に遭遇した。島津製作所の単眼式ヘッドマウントディスプレイである。ちょっと前、IBMがウェアラブルPCとか称して、身体に装着する小型PCの試作品を公開したことがあった。このとき、モデルが頭に着けていたアイパッチのようなものといえば分かるだろうか。
あの試作品がでたとき何を強く感じたかというと、あんなものでまともに操作画面が表示できるはずがないということだった。実際に試したわけではないので、あのヘッドマウントディスプレイ(オリンパス製)がどの程度の精度を持っていたのかは分からない。しかし、今回出会ったヘッドマウントディスプレイの表示精度の高さには驚かされた。やはり、百聞は一見にしかず、である(反省)。 筆者は眼鏡をかけているので装着に若干とまどったが、いったん着けてしまえばほとんど違和感は感じなかった。重量は約70g。解像度は800×600で「60cm先に約13inchのモニタを見ているイメージ」という。感覚的には、まあ、そんなものかなといったものだ。ただ、先にも述べた通り、その表示精度は想像以上で、筆者にとっては衝撃的といってほどだった。 先日、長距離を移動することがあって、列車内で原稿を書くことがあった。原稿の内容によっては、隣席の人間の視線が気になることがある。筆者のような物書きでなくても、出張の多いサラリーマン諸氏ならそういった場面に行き当たったことも多いだろう。このような場合のセカンダリモニタとしての需要はかなりあるはずだ。 それに、単眼式は周囲の風景が見えるため、通常の行動に大きな制約を受けないというメリットがある。意外とあっさり日常生活に溶け込むことも可能ではないか。生活に密着した利用方法も提案できそうで、筆者などは今すぐ欲しいと思ったぐらいである。 ただ、この製品(Data Glass 2)はOEM用の製品で、どのメーカーから発売されるかは未定とのこと(取材時)。残念である。それと、値段については聞き忘れてしまった(反省)。初登場ということになれば、そこそこの値段になってしまうのは仕方ないだろう。でも、せめて5万円前後で出して欲しいものだ。実売で5万円を切れば、結構売れると思うのだが・・。 その後、オリンパスのブースで単眼式ヘッドマウントディスプレイについて聞いたところ、業務用で一般市販はしていないとのこと。値段も30万円くらいといわれた。本当か。 ちなみに、何で島津製作所がヘッドマウントディスプレイをと思ったのだが、もらったカタログには「航空機器事業部」の名が。戦闘機のヘッドアップディスプレイや、ヘルメット装着型のヘッドマウントディスプレイ技術の転用かと、思い至ったわけである。 ■関連サイト |
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2000.10.10 井上きよみ
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先週、久々に展示会に行って来た。10月3日〜7日にかけて幕張メッセで開催されていた「CEATEC JAPAN 2000」だ。CEATECは、従来の「COM JAPAN」と「エレクトロニクスショー」が統合された展示会なので、会場規模も大きい。 ●元気がいいのは携帯電話 やはりと言うか、人が集まるブースは携帯電話関連が多い。 iモードが大当たりのNTTドコモは、その中でも特に元気がいい。とはいえ、CDMAに関しては、現時点ではcdmaOne陣営に遅れをとった感が強い。 ●次世代携帯電話に興味津々
その遅れを一挙に挽回しようと狙っているのが、次世代(第3世代)携帯電話といわれる「W-CDMA」。ドコモなどの企業が開発した方式だが、世界的機関であるITU(国際電気通信連合)が規格化を進めている「IMT-2000」で、このW-CDMAこそをその標準にと、主役争いが展開されている。ドコモの鼻息が荒くなるもの当然だろう。 そして、今回のドコモブースのメインステージで、その鼻息がいい意味で伝わってくるプレゼンテーションを見ることができた。W-CDMAが普及したときの生活やビジネスシーンが大画面に繰り広げられる。その具体的な内容がわかり、間もなく来るであろう、その時代がワクワク感じられるプレゼンだ。 正直言って、1年前には、IMT-2000だ、次世代携帯だと言われても、今一つピンと来なかった。その後、カラー画面の携帯電話が発売され、カラフルなコンテンツを見ていると、次世代携帯電話の時代がいよいよ近づいて来たな、と実感することが増えてきた。
私が個人的に気に入ったのは、リストウォッチ型の携帯端末。テレビ電話のようにお互いの顔が表示される。子供の頃、テレビで見た通信機と一緒だ。あれはSFの世界と思っていたことが、もうすぐ実現される。
■関連サイト
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2000.10.6 井上きよみ
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ついにやってきた。念願の日が。 ●ファイル転送で威力発揮 社内の回線を今までの64Kbpsから新しい1.6Mbpsに接続できるよう、ネットワークの設定変更を行い、さっそく使ってみた。 ホームページ。確かに速いことは速いが・・・。これは思ったほどではなかった。ネットワーク自体の混雑、相手側WWWサーバの能力や回線速度に大きく左右されるので、これは当然の結果かもしれない。 しかし、ストリーミング系ははっきりと違いがわかる。今までは途切れたり、一時止まったりということがあったが、とても滑らかだ。画像がさらさら動くのはやはり気持ちいい。 そして、驚異的なのはダウンロード。転送速度が150Kを超える! 64K接続では6〜7Kだったことを考えれば、これはすごい。数MBのファイルが何と30秒ほどで落ちてくる。
●そして通信料金も安くなる 従来の回線は、某大手外資系の有名プロバイダとのものだった。3年前に帯域保証のあるサービスに変更したものだ。とはいえ、64Kbps。NTTへの料金も含め、月額約10万円。 それが今度は、約6万円になる。 今回、契約したのは、東京めたりっく通信のSDLS(Symmetric Digital Subscriber Line;対称デジタル加入者線)サービスの一つだ。最大速度1.6Mbps、グローバルIPアドレス16個(28ビットマスク)というもの。 前からDSLには興味を持っていたのだが、ついに意を決して申し込んだ。
何と、DSLモデムはメキシコ製。モデムとはいえ、ルータに近い。これをLANに接続する。 それにしても、一昔前では考えられなかった価格だ。通信インフラはどこまで進化するのだろう。 ■関連サイト
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2000.10.1 李剛
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仕事中によくWindows NT Server4.0を使って、安定性と強いセキュリティ性を感じているほかに、壊れている場合もある。その時は本当に困りますよ、どういうに壊れNTたを復活させますか、どんなものな必要ですか?つぎから個人のわずか経験からはなします。 まず、NTがどこで壊れたことを確認するのは第一歩です。
NTにとっては、ボリュームの一貫性、ファイルの有無、ディレクトリ構成の整合性などがとても重要なポイントである。 ほんとう大変のはこれである。 ということは、どんなツールをつかって、システムを修復できるか?NT自身のGUIセットアップ中にシステム修復ディスク作成することはオプションとして選択できる。 実際にシステム修復ディスクに関するのは以下のどおりに6つの要点があります。
実はNTの自身が強力な修復機能があるので、NTユーザーたるもの、しっかりに修復機能を把握し、自分の手でNTを修復して復活させることができる。 ■関連サイト
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