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第10回 配線いらずの無線ネットワークで屋内はすっきり・簡単に

目次 本文
●各コーナー 今月のBookMark  「WEB110
ワンポイント用語 「ブロードバンド
ご用達!! CD-ROM 「名刺郎(めいしろう) ver.6


●ネットワーク化の隠れた問題点は配線

床用モール。この中に配線を通す。
図1 床用モール。この中に配線を通す。

複数台のパソコンをネットワーク化してLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構築しようとするとき、最大の問題として、配線をあげるところが増えています。

一昔前に比べ、ネットワークの設定方法はかなり簡単になり、またハブと呼ばれる接続機器も数千円で入手できることから、機器にお金もかからなくなりました。

しかし、最後まで残るのが配線の問題です。できるだけ配線が目立たないよう、そして、足に引っかけたりしないよう、部屋の隅に沿って床用モール(図1)を貼り、その中にケーブルを通すのは、よく行われていることです。これだけでも社内で作業するのは大変で、工事業者を呼ぶことも多々あります。壁に穴を空けたりすることもあるでしょう。さらにネットワーク化したいパソコンが2フロア以上にまたがっていると、大変な工事が必要になったりします。  

これらの配線に絡む問題は、いざその場になって認識せざるを得ないことが多いのですが、それが予想外の高い出費になってしまうのです。

●今まで無線LANが普及しなかったわけ

配線の問題の解決には、無線LANが有効です。が、そう言われつつも、今まであまり普及しなかったのは、

  • 価格が高い
  • 速度が遅い
  • 信頼性に欠ける

という弱点があったからです。便利だと知っていても、特に予算面を考えると、実際の導入に踏み切れなかったというのが、正直なところでしょう。

●今年から無線に脚光が

無線LANを用いた一般的なネットワーク構成
図2 無線LANを用いた一般的なネットワーク構成
無線LANセット商品の一例
図3 無線LANセット商品の一例
ルータと無線LANアクセスポイントが一体化した商品の一例
図4-1
ルータと無線LANアクセスポイントが一体化した商品の一例
図4-2 ルータと無線LANアクセスポイントが一体化した商品の一例
ターミナルアダプタが親機・子機により無線で利用できる商品の一例
図5 ターミナルアダプタが親機・子機により無線で利用できる商品の一例

そのような問題があった無線LANですが、今年に入り、速度が速く、価格的にも数万円台の安い製品が続々と出てきました。

まずは速度ですが、従来の2Mbps(有線LANの5分の1)という速度から、11Mbpsへとアップし、有線LANと遜色ない速さにになりました。  
価格も今まで10〜50万円くらいしていたことを考えれば、相当求めやすくなってきたのです。

これらのことから、小規模な事業所や一般家庭に急に無線LANが取り入れられ始めました。

●無線LANの構成と特徴

では、ここで、無線LANを利用する場合の一般的な構成を考えましょう(図2)。多くの場合、有線LANの一部として無線LANを用います。無線間および有線〜無線の仲立ちをする機器をアクセスポイントといい、無線の機器は、このアクセスポイントと無線通信を行います。

多くの事業所では、インターネットを行うために「ダイヤルアップルータ」という機器を利用しているはずなので、ルータのLANポートとアクセスポイントとをケーブルで接続すれば無線LANのできあがりです。無線通信したいパソコンには、無線用のカード(PCM/CIAカード)を差し込みます。

特徴は、11Mbps無線LANは電波方式なので、赤外線方式(コードレスマウスなどがこれに該当)に比べ、多少の障害物が途中にあっても通信にほとんど影響がないこと、つまり壁や天井があっても大丈夫ということです。また、通信可能距離も長いという特徴もあります。設置する環境や製品にもよりますが、大体30〜100mくらいがその距離となります。それに、携帯電話やコードレスホン(親子電話)とは異なる周波帯域を使うため、混信することはありません。

アクセスポイント1台、無線LANカード2枚を1セット(図3)として3〜5万円程度で販売しているメーカーが何社かあるので、これを最初に導入して試し、よければ次第に増やしていくのがよいでしょう。

●便利な用途

オフィスでは、会議室の部分を無線LANによってアクセスできるようにするとよいでしょう。必要な場合のみノートパソコンを持ち込み、配線なしでネットワークにつなげるからです。1〜2台だけ別の部屋やフロアにある場合にもいいでしょう。  

オフィスが賃貸マンションで、壁や床を傷つけられない場合にも最適です。お店や一般家庭にも、同様に便利です。  

なんといっても、配線のわずらわしさから解放されるのは、大きなメリットです。

●インターネット用通信機器との合体製品も

さらにSOHOや家庭向けに最適な、インターネット用の通信機器と無線LANの機能が一体化した製品も出ています。  

ルータと一体化したもの(図4)であれば、複数のパソコンと無線でやりとりができ、そのままインターネットも使えます。小規模な事業所にはうってつけです。

パソコンが1台のみという家庭での使用であれば、ターミナルアダプタに無線機能の付いたもの(図5)がおすすめです。この場合、厳密にいえば無線LANではなく、通常の親子電話と似たものではありますが。電話線のモジュラージャックのある部屋とパソコンのある部屋までが遠い場合に活躍します。実は私の実家もこのタイプの製品を利用し、便利に使っています。  

無線ネットワークは興味あるけど・・・という方は、まずはご家庭で試してみてはいかがでしょうか。

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今月のBookMark
    インターネットでトラブルに巻き込まれる前に・・・ 「WEB110」
    http://www.web110.com/
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自己防衛マニュアルの各項目 自己防衛マニュアルの各項目

悪い人はどの世界にもいるもので、決して「インターネットだから危ない」わけではないのです。生活をしていく上では、注意を怠ってはなりません。しかし、インターネットというメディアの持つ特色ゆえのトラブルもあります。

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さらに無料の会員登録をすれば、トラブル相談掲示板なども閲覧できるようになります。  

ただし、相談や質問を行う場合は、本サイトは個人運営であり、利用者同士の相互扶助で成り立っていることを理解した上で、注意事項を守って利用しましょう。

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ワンポイント用語
    ブロードバンド

 
種類
速度(kbps)
現在 一般電話回線(モデム)
56
ISDN(INSネット64)
64
OCNエコノミー
128
ADSL(一般電話回線)
256〜1,600
ケーブルインターネット
64〜640
携帯電話
9.6〜64
PHS
64
一般的な普及型LAN
10,000〜100,000
1〜3年後 次世代携帯電話(W-CDMA)
2,000
FTTN(家庭への光ファイバー)
10,000

最近、新聞やコンピュータ関係の雑誌で「ブロードバンド時代の到来」といったようなタイトルを目にすることが多くなりました。直訳すると、ブロード=広い、バンド=帯ですが、ネットワークに使われる時は「広帯域」と訳されます。広帯域とは、高速な通信回線によって大量のデータを送信できるサービスのことです。では、高速回線とはどの程度の速さでしょう。これは書物によってまちまちですが、おおむね、500Kbps以上の速度を持つ回線を「高速」と称しているようです。中小事業所や家庭に普及しているNTTの「INSネット64」というISDN回線の速度が64Kbpsですから、その約8〜10倍以上が高速ということになります。  

なぜ、今ブロードバンドかと言いますと、数年前までは大企業のみが導入できる高嶺の花だったものが、今年あたりから圧倒的に安くなり、種類によっては個人レベルでも利用できる料金になってきたからです。さらに政府は2005年までに国内の全家庭に光ファイバーを引くという計画を発表していますが、これができれば10Mbps、つまりINSネット64の150倍以上の速さが実現することになります。そうなれば、インターネットもテレビと同じような動画が中心となることでしょう。

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ご用達!! CD-ROM
    超特急でオリジナルの名刺を作ろう
    名刺郎(めいしろう) ver.6

対応 Windows95/98/NT4.0/2000
発売元 ソフトウェーブ
問合せ先 電話 03-5609-2882
標準価格 標準価格 9,800円
お問い合わせ http://www.swave.co.jp/product/ver6/index.html

名刺郎ビューアで、標準のレイアウトを一覧表示。ここで選んだものをレイアウトの編集画面にドラッグ&ドロップできます。
名刺郎ビューアで、標準のレイアウトを一覧表示。ここで選んだものをレイアウトの編集画面にドラッグ&ドロップできます。
8面タイプ、10面タイプ、カット紙等、用紙の種類を設定したら、本番印刷の前にテスト印刷しましょう。プリンタによって必要な微調整はこの画面で。
8面タイプ、10面タイプ、カット紙等、用紙の種類を設定したら、本番印刷の前にテスト印刷しましょう。プリンタによって必要な微調整はこの画面で。
レイアウト作成中の画面です。ロゴにはオリジナルの画像を使用しています。
レイアウト作成中の画面です。ロゴにはオリジナルの画像を使用しています。
作成した名刺は印刷前にパソコン画面で確認できます。これは私が実際に使っている名刺の画面です。
作成した名刺は印刷前にパソコン画面で確認できます。これは私が実際に使っている名刺の画面です。

街中のコピーサービスセンターやオフィス用品の配達サービスなど、速くて廉価な名刺作成が当たり前になっています。今使っているものをそのまま注文することもできて大変便利ですが、このソフトを使えば自作の名刺をさらに簡単に作れます。  

文字のみの名刺なら添付の標準レイアウトを利用してパソコン初心者にもすぐにできます。自分の名前・所属・住所・電話番号・電子メールアドレスなどの個人情報を登録しておきさえすれば、250点以上用意されているレイアウトの中から気に入ったものを選ぶだけで完成です。  

印刷も簡単です。色や柄の様々な市販A4サイズの名刺用紙ほとんどに対応しており、どの用紙を使うかを選択するだけです。  

顔写真や会社のロゴマークなどの絵を使って、新しいデザインを作ることも可能です。合計で50個まで配置できる画像、罫線、名前や住所などの文字は、大きさ、縦横、位置をそれぞれ独立して設定できます。しかも配置指定は0.1mm単位で、自由自在のレイアウトを作れます。  

デザインは同じでも書体を変えることで名刺のイメージは違ってきます。名刺郎には「中丸ゴシック」「教科書体W4」「華康ゴシックW3」という3つの書体がついています。他のソフトに付いている書体があれば、それらを利用して、さらにイメージを変更することも可能でしょう。  

15,000点のクリップアートが付属し、また、はがきサイズにも対応しているので、名刺以外のオリジナルカード、各種の案内状作りにも大活躍です。

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