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タイトル iアプリjavaゲームプログラミング
著者/出版社 布留川英一/株式会社毎日コミュニケーションズ
本体価格 2,200円+税
評者 伊東美和(2001年6月8日)



書籍表紙

●iアプリ用のJavaゲーム作りに燃える友人

iアプリが出て、「Javaでゲーム作ろうと思う人出てくるんだろうな」と、思っていたら、案の定、とある友人が張り切っていた。

その友人から、「画像を提供して欲しい。」と言われ、恐れ多いながらも、そのゲームキャラクターの画像を提供しているのである。

●iアプリ用のJavaプログラミングはちょっと違う!

私は、「iアプリのJavaプログラミングもほとんど変らない。」と、思っていたのだ。
しかし、その友人とiアプリ用ゲームのプログラム構造について話をしていた時、iアプリのJavaプログラミングは、少し違うということを知ったのだ。Webで動くJavaプログラムを作っていれば、すぐできるもんだと思っていた。甘かった・・。話していて、意味が分からないことがあった。

「これは悔しい!悔しすぎる!!」と、思って、本屋へ。 6種類くらい、その内容の本があった。

●ゲームを作ることを目的とした本

ゲームの作り方を4種類のプログラムで、音やバイブレーションといった特殊機能について1つのプログラムを通して説明している。「サンプルプログラムがたくさん載っているものより、iアプリ用のプログラミングの基礎が学べる。」と思う。

実践的なプログラムで、要所要所をピックアップして説明してある。そして、最後にプログラム全体が書かれているので、どんな処理をしているのか分かりやすい。

そして、Win対象であるが、コンパイルするのに必要なものや実行時のコマンドの入力の仕方、初心者には嬉しいMS-DOSプロンプトのちょっとした使い方など、プログラムだけでなく結果を見るまでサポートしてくれる親切な本である。ところどころにある、コラムが面白い。

他の本にも書いてあるが、iアプリについてやiモード対応のJavaについて、503iの機種別に特徴なども分かりやすく書かれていていると思う。

また、6冊の中で唯一パソコンゲームでよく見るかわいい系イラストが載っている。これによって、本全体の見た目が丸っこい感じになっていて、なじみやすい。

●何か作りたくなる魅力が

「限られた環境でいかに面白いゲームを作るか。」、「速度が遅くなるため、オブジェクト指向をあえて無視して、実機の性能をギリギリまで引き出すようにする方法をとった。」、そして、「動かないプログラムを書いてもしょうがない。」といった著者の言葉が心に残る。

iアプリ対応のJavaは、アイデア次第で面白いものが作れるという。そこに何かを作りたくなる魅力を感じる。


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