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最新(?)オーラカメラの驚くべきオールドシステム
1999.12.20 井上きよみ

人間はオーラを発しているという。見える人には見えるらしいが、凡人には見えない。その見えないオーラを写し出すのがオーラカメラだ。

時々通うエステサロンで1回2000円で撮影してくれるというので、ちょっと高いとは思いつつも、おもしろそうなのでやってみることに。先月のことだ。


撮影されたオーラ写真。その時の気分によって色や出方は違うという。

●お、おっ、遅い

カメラの置いてある部屋に通され、いすに座り、両手を手の形の金属板に置き、いよいよ撮影だ。と思った瞬間、パソコンの準備ができていないので、ちょっと待ってほしいとのこと。

横の方に目をやると、数年は経つであろう古そうなノートパソコンと、しょぼいカラープリンタ。サロンのスタッフは小さなメモ帳を取り出し、そこに書いてある通りのパソコン操作を始めた。が、どうもうまくいかないようだ。 よくよくその操作を見ると、たどたどしい手つきで[Ctrl]キーと[Alt]キーと[Delete]キーを一緒に押さえている。これはコンピュータが動かなくなった時の操作だ。もちろん彼女はメモに書かれた通りにやっているだけで、それがリセットの操作だとは全く知らない。多分このシステムを作った会社から、そのように操作するように教えられたのだろう。

そこまでは間違っていないのだが、なかなかお目当ての画面にならないので、おかしいと思った彼女は、その[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を繰り返していたのだった。 多少パソコンの知識があればわかることだが、起動中にもかかわらず再起動をかけているのだ。だから、お目当ての画面なんか表れるわけがない。

おせっかいかとは思ったが、ついに私は言った。「その3つのキーを押したら、ずっと待たなければダメですよ。まだコンピュータは準備中ですから。」と。

彼女も素直にしたがい、2人で待った。
遅いはずだ。今時、フロッピーから起動しているのだ。静かな部屋にフロッピーディスクのキーカシャカシャ、カシャッがやたら大きく聞こえる。

ずいぶん待った気がする。やっとOSが立ち上がって来た。その時、昔からWindowsに親しんできた私は目を疑った。「MS-DOS 3.1・・・」ディスプレイには確かにそう表示されている。懐かしいような、でも呆れたような不思議な感覚。 そして、やっとお目当ての画面になった。黒い背景に白文字だけの画面だったのは言うまでもない。

●次はプリンタのインク切れか

やっとスタンバイができ、無事、撮影。 と思いきや、撮影はしたものの、プリンタのインク切れで、印刷されたコメントが全く見えない。 とりあえず写真はできたが、結局、次回再度撮影することになった。

●またもプリンタ

それから約1ヶ月。 その次回がやってきた。今度はパソコンもスタンバイOKだ。撮影もすぐに終わった。 が、今度はプリントアウト自体がうまくされない。 「データは残っているので大丈夫ですよ。コメントの印刷は次回までにやっておきますから。」と笑顔で説明するスタッフ。今度はしっかり2000円を取られた。

でも、本当にプリントアウトがもらえるのか未だに不安である。

最新鋭のシステムでオーラが撮れます」−−−少なくともパソコンソフトはがつくオールドシステムだった。

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深夜の開発、失態メール
1999.12.18 井上きよみ

今だから書けること。それは1ヶ月ほど前の深夜のシステム開発中のこと・・・。


写真では和やかに見えるが。

●時計が一回りするごとに

その日、何とか開発を間に合わせようと、オフィスは不夜城と化した。 しかし、人間、根を詰めすぎたり、思うようにいかないと、次第に短気となってくるものだ。その日も時計の針が一回りするごとに、そんな状態が拡大していった。

「さっき、直したって言ったところ、直ってないじゃないの!」
「そんなことないよ。ちゃんと直してるよ!」
「うそ、直ってないから言ってるんじゃないの!」

短気になった人間たちを詰めたオフィスは、どんどん険悪になっていく。そして、冷静さを失っていく。

●配信リストになっていたメール

そんな中、WEBの入力フォームから特定のメールに送信するテストを始めた。

「メール来ないんだけど。もう1回、入力してくれない?」
「入力して送信ボタン押したよ。」
「やっぱり来ないよ。」
「そんなことないよ。ソースファイルのそうなっているんだから。」
「でも、来ないの!」

カッカしていた彼らは、その入力フォームに次第に過激な言葉を入れるようになってきた。「馬鹿野郎。」「こんなシステム要らない。」等々。 (私の言い訳:私自身は入力テスト時、意味のない文字列を淡々と入れるので、少なくとも私は暴言を吐いていません。)

そして、突然、O氏が声を上げた。
「あっ、メール届かないはずだよ。同じアドレスが実アカウント以外に、配信リストになっている。多分、配信リストに流れちゃったよ。」

確かに。配信リストを一旦切って、実アカウントのみにしたらメールがやってきた。

ということは、あの暴言はすべて配信リストに・・・流れてしまった。

●流れたものは、後の祭り

インターネットの怖いのは、一度送信したら、もうそれを取り消せないこと。 やはり、それらは配信リストにのって、すでに送信されていた。

私から開発メンバーに「暴言注意」のメールを送ったのは言うまでもない。

そして、皆で自戒した。「短気は損気

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C言語のプログラムに悪戦苦闘の日々!
1999.12.11 伊東美和(学生アルバイト)

フラクタルについて書かれた本を少しずつ読んで、「おもしろいな。早くフラクタルを作ってみたいな。」と思っていたときだった。「コッホ曲線(フラクタルの1つ)の座標を計算して、出力するCのプログラムを作る。それから、その出力結果をIDLに入力して、コッホ曲線をウインドウに表示させる。期限は、1週間以内。」という課題(授業の課題とは別)が出た。

nの階乗を計算するのに用いられる”リカーシブコール”を使うとのこと。まずは紙にどういう構造にするかを書いて、うろ覚えのC言語でプログラムを作った。案の定、たくさんのエラーの数々。エラーの英文を上から1つずつチェックして、直していく。すると、一気にエラーが消えたり、直してもエラーメッセージが何も変わってなかったりした。

何度も「エラーメッセージを出しては、直す。」を繰り返した。そして、とうとうエラーが1個になり、そこでかなりてまどったが、ついにエラーがなくなった。「やった!」と、学校のワークステーションにもかかわらず、声がでてしまった。隣にいた友達が「よかったね。」と、言ってくれた。早速、結果を見る。”0.00000。”......失敗だった。自分の中では、1つの点ごとに(X、Y)と、座標が表示されるつもりだったのに、0としか表示されなかった。この結果を見たとき、目は点になったいた。

そこで、プログラムの書き方に問題があると思い、Cの本を見た。やはり、C言語の基本がめちゃくちゃだった。気を取り直して、最初から作った。やはり、エラーの数々。勉強不足を証明されているも同然だった。

ここで、1週間という期限は切れる。

それから、課題を出した先生にこのことを言うと、「人生、短いからね。週末までになんとかなるでしょ。」と、やさしそうに言ってる割にちょっと重い言葉が耳に届いた。落ち込みはしないが、まだまだ、エラーとの戦いは続く..........。

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