身近なIT 100倍「楽」「得」活用 (第 3回/全12回シリーズ)

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掲載誌 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2001年6月
執筆者 井上きよみ、石田和子
記事目次 ●本文(第3回)
ますます便利になる検索エンジン 使いこなしテクニック
●各コーナー 今月のBookMark 「bk1
お手軽ソフト紹介 「秀丸(ひでまる)エディタ



ますます便利になる検索エンジン 使いこなしテクニック

インターネットから自分のほしい情報を見つけるのに、検索サイト(検索エンジンやサーチサイトともいう)を利用するのは、最もポピュラーな方法です。しかし、いつも決まった検索サイト一つだけを使い、キーワードには1語だけ入れて検索している、という人も多いのではないでしょうか。そして、思うような結果が得られないで歯がゆい思いをしていないでしょうか。

実はちょっとした工夫で検索作業はもっともっと効率的になります。優れた検索エンジンの機能をうまく利用し、ビジネスにもプライベートにもインターネットの情報をうまく活かしていきましょう。

●キーワードで絞り込み

エキサイトで「埼玉県のおいしいラーメン屋」として検索
エキサイトで「埼玉県のおいしいラーメン屋」として検索

検索精度を上げる、つまり自分の思うような検索結果に早くたどり着くための基本は、キーワードの入れ方です。

まずはできる限り具体的なキーワードを考えることです。例えば同業種の企業を見つけたいとき、「工業」と入れるよりは「繊維」とする方が遥かにいいのです。

そして、ここからがミソですが、複数の語を並べることです。県内の繊維工業を調べたいなら「繊維 工業 埼玉県」とキーワードを入れます。単語間はスペースで区切ります。ほとんどのメジャーな検索エンジンに共通して「繊維と工業と埼玉県」のすべての語を含むものを探すことになるので、これだけはぜひ覚えておきましょう。ヤフーなどはスペースが全角・半角どちらでもかまいませんが、半角スペースの方がより多くの検索エンジンで使えます。

初めからできる限り単語を並列して検索するのがいいでしょう。その結果により、さらにキーワードを増やすか減らすかを考えます。

少し前のテレビCMで「新宿のおいしいラーメン屋さん」という検索が出てきましたが、これは単語だけでなく文(フレーズ)を解釈してくれる検索エンジンを利用した例です。ただし、この場合もフレーズは検索エンジン側で単語に分解されます。


●2つに大別できる検索サイト

組織などの公式ページがあれば「ぴったりgoo」として最初に表示。今回は「埼玉県」で検索すると見事に当てはまった
組織などの公式ページがあれば「ぴったりgoo」として最初に表示。今回は「埼玉県」で検索すると見事に当てはまった

検索サイトは、その情報収集方法によって大きく2分類できます。登録型(ディレクトリ型)とロボット型です。

登録型は、掲載したいホームページを検索サイトに対し、申請します。そのため一般的に情報精度は高くなりますが、申請したものに限られるので情報量は少なくなります。

反対にロボット型は、通称「ロボット」と呼ばれるソフトがインターネット上にあるホームページの情報を自動収集し、データベース化します。情報量は非常に多くなりますが、検索時に全く関係ないようなページが引っかかる可能性も多くなります。

しかし、最近はお互いの長所を活かすために一つの検索サイトが両方の型を併用したり、もしくは別の検索サイトと提携して1度の操作で提携サイトの情報も同時に検索できるようにしたりと、便利に使えるようになってきました。


●有名どころはやはり便利

ヤフーは自動的にグーグルを引きに行く
ヤフーは自動的にグーグルを引きに行く

以前から最も人気があるのはヤフーで、ここは登録型サイトです。そして最近、速くて精度も高いと、急速に注目を浴びてきたのが、グーグルです。実はこの2つが4月に提携して益々強力になりました。

試しにヤフーで自分のフルネームを入れて検索しましょう。案外多くの方がその検索に対してヒット、つまり1件以上の情報が見つかるはずです。そのとき、画面の右上に注目してください。「Powerd by Google」とあれば、まずヤフーで探し、そこになかったので自動的にグーグルに探しに行き、そこで一致するものを見つけたという印です。

これら2つ以外にも人気ある検索サイトがあります。それらの特徴を捉えて利用すると、より効果的です。



検索サイト名 URL 特徴
Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp 最も人気のあるサイト。登録型だがロボット型のGoogleと提携している。
Google http://www.google.com 検索精度の高さで人気急上昇の新しいサイト。
Excite http://www.excite.co.jp フレーズの検索がスムーズ。
goo http://www.goo.ne.jp 人気の高いロボット型サイト。組織などの公式ページを探すのに便利。
フレッシュアイ http://www.fresheye.com/ 1ヶ月以内に更新したページのみが対象なので、新しい情報だけ探したいときに良い。
LYCOS http://www.lycos.co.jp 音声・画像の検索もできる
主な検索サイトと特徴

●すぐに手軽に使う方法

検索サイトにアクセスすることなく、ブラウザを開けばすぐに使える方法を2つ紹介します。ただし、両方法ともブラウザはインターネット・エクスプローラに限られます。

キーワードをそのままアドレス欄に入力

ブラウザのアドレス欄にキーワードを日本語でそのまま入力し、[Enter]キーを押します。組織名や商品名なら、そのまま適合するページが表示される可能性が高いです。そうでなければ、自動的にマイクロソフトの検索ページ「msnサーチ」にジャンプし、結果が表示されます。これは初心者にもすぐに使えるのでお勧めです。

→
アドレス欄に「埼玉県」と入力して[Enter]キーを押すと、埼玉県の公式ページが表示された


Googleツールバーの組み込み手順

ツールバーにグーグルの検索窓を組み込んで使います。最初に英語サイトからのインストールが必要ですが、以下の通りに行えばできます。

1.http://toolbar.google.com/」にアクセスします。
.画面の一番下方にある「GET THE GOOGLE TOOLBAR!」ボタンをクリックします。 画面の一番下方にある「GET THE GOOGLE TOOLBAR!」ボタンをクリックします。
3.次の画面の一番下方にある「INSTALL THE GOOGLE TOOLBAR」をクリックします。 次の画面の一番下方にある「INSTALL THE GOOGLE TOOLBAR」をクリックします。
4.新しく開いた画面下方の「INSTALL WITH ADVANSED FEATURES」ボタンをクリックします。 新しく開いた画面下方の「INSTALL WITH ADVANSED FEATURES」ボタンをクリックします。
5.インストールが始まり、しばらくして「セキュリティの警告」ダイアログが出たら「はい」をクリックします。 インストールが始まり、しばらくして「セキュリティの警告」ダイアログが出たら「はい」をクリックします。
6.ブラウザにグーグルツールバーができたのを確認します。 ブラウザにグーグルツールバーができたのを確認します。

●こんな検索サイトも

一度のキーワード入力でいくつもの検索サイトを使うには「メタサーチ」と呼ばれるサイトを使います。その中でも人気の高いのが「検索デスク」です。

また、詳しい人に尋ねるような感覚で使える検索サイト「All About Japan」も誕生しています。テーマ別に専門家によるサイトの収集やガイドなどが行われ、機械任せではできない、きめの細やかさが特徴です。

「検索デスク」トップページ 「All About Japan」トップページ
検索デスク」トップページ All About Japan」トップページ



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  今月のBookMark まさに日本最大・最速の本屋さん 「bk1」

http://www.bk1.co.jp/

「儲け」をキーワードに検索した結果。発送時間の欄があるのが特徴。
「儲け」をキーワードに検索した結果。発送時間の欄があるのが特徴。

近所の書店で買いたい本がなかったり、注文すると2〜3週間待たされたり、という経験はありませんか。

欲しい本があるとき、専門分野の本がほしいとき、最新刊がほしいとき、おもしろそうな本を見つけたいや買いたい本のタイトルの一部しかわからないときに、ぜひ利用したいのがここです。

日本最大の書誌データベースという通り、どんな本でもささっと出てくるというのが、まずうれしいところです。そして、その本がいつ頃出荷できるかが一目でわかるのも便利です。24間以内の本がとても多くて感激します。

さあ、お目当てが見つかれば注文です。速さも自慢というだけあって、最短で当日お届け。送料は250円とかなり安く、さらに7000円以上なら無料になります。

読者書評や無料メールマガジンによる情報提供も魅力です。図書館流通センターや大手書店が共同出資・運営しているだけのことはあるなあと感心しました。なお、ビジネス・コンピュータ分野の本には「http://pro.bk1.co.jp/」という別サイトがあります。


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  お手軽ソフト紹介 秀丸(ひでまる)エディタ


製品名 「秀丸(ひでまる)エディタ」
対応 Windows95/98/Me/2000/NT
発売元 有限会社サイトー企画
標準価格 4,000円(通常税込)
お問い合わせ http://hidemaru.xaxon.co.jp/software/hidemaru.html

皆さんがパソコンでよく使うソフトにはどんなものがありますか? 私の場合、いつも最初に起動させるのはメールソフトですが、頻繁に使うものといえば、この原稿を書くためにも使っている文書作成ソフト(テキストエディタとも呼ばれます)「秀丸エディタ」です。

テキストファイルと呼ばれる文字のみのファイルを編集するためには、定番中の定番といわれるものです。体裁を整える必要のない覚え書き程度の文書作成はもちろん、ワープロ原稿やメールの下書き、ホームページ用のHTMLファイルなどの編集にも使っていて、手放せません。

マイクロソフトWindowsの場合、同様のソフトとして「メモ帳(図1)」が付いています。ですからテキストファイルをダブルクリックすると、「メモ帳」が起動します。しかし、「メモ帳」は最低限の機能しか持っていないので、もっと楽に編集作業を行いたい場合には「秀丸エディタ」の登場となります。これをインストールすると、テキストファイルのアイコンが「秀」マークに変わり、ファイルをダブルクリックすると「秀丸エディタ」が起動するようになります。

最大で100万行までのテキストファイルを同時にいくつも編集できます。行番号の表示、文中のアドレス部分などのカラー表示、括弧書きでは対応する部分が強調表示されるなど、些細なことですが、メモ帳にない便利な機能がたくさんあります。(図2・図3・図4)

また、プログラムのような「マクロ」と呼ばれる機能を使って、「日付と時間を決まった場所に入れる」などの一連の作業の自動化をすることもできます。個人的にはあまり利用したことはありませんが、インターネットでは、たくさんの秀丸用のマクロが無料で入手できます。

さて、このソフトの入手方法ですが、インターネットでダウンロードもできますし、パソコン雑誌の付録のCD-ROMにもたいてい入っているようです。お気に入りのテキストエディタのない方は、ぜひ使ってみることをお勧めします。

「メモ帳」の画面です。使える機能は少なく、同時に複数のファイルを開くことができません。また、64Kバイトを越えるサイズの文書を開くこともできません。ボタンもなくて使い勝手はあまりよくありません。    「秀丸エディタ」で、同じテキストファイルを開いた画面です。ここでは仮名漢字の文章で1行あたり40文字表示するように設定しました。画面下の[切り抜き]や[コピー]などと表示されている機能は、キーボードのファンクションキー[F7]、[F8]に対応しています。
図1 「メモ帳」の画面です。使える機能は少なく、同時に複数のファイルを開くことができません。また、64Kバイトを越えるサイズの文書を開くこともできません。ボタンもなくて使い勝手はあまりよくありません。    図2 「秀丸エディタ」で、同じテキストファイルを開いた画面です。ここでは仮名漢字の文章で1行あたり40文字表示するように設定しました。画面下の[切り抜き]や[コピー]などと表示されている機能は、キーボードのファンクションキー[F7]、[F8]に対応しています。
文中のメールアドレスやホームページアドレスなどをわかりやすくするため、カラー表示にする場合、この画面で設定します。それぞれの表示色を変えたいときは「カラー」と表示されているところで指定します。    表示されるボタンは自分の使いやすいように変えると便利です。
図3 文中のメールアドレスやホームページアドレスなどをわかりやすくするため、カラー表示にする場合、この画面で設定します。それぞれの表示色を変えたいときは「カラー」と表示されているところで指定します。    図4 表示されるボタンは自分の使いやすいように変えると便利です。

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